夕方になると、目がしょぼつく。ピントが合いにくい。こめかみのあたりが重い。パソコンとスマホに向かう時間が長い方にとって、これは毎日のことでしょう。
目薬をさす、遠くを見る。どちらも大切です。ただ、それでも取れにくいと感じるなら、目そのものではなく、その周りに目を向けてみてください。
目・こめかみ・後頭部は、つながっている
東洋医学では、目を使いすぎると、うるおいと栄養を運ぶ「血(けつ)」が消耗しやすいと考えられています。同時に、頭部には「気」の滞りが起きやすい。
実際に頭皮に触れてみると、目の疲れを訴える方ほど、こめかみと側頭部が固くなっています。歯を食いしばる癖のある方はとくに顕著です。さらに、画面をのぞきこむ姿勢が続くと、後頭部と首の付け根が張ります。
目だけを休ませても取れにくいのは、こわばりが一続きになっているから。そう考えると、頭からアプローチするという選択が出てきます。
デスクでできる、三分の養生
一、こめかみは「押す」より「支える」
こめかみに手のひらの付け根をあて、そのまま重さを預けます。強く押しこまなくてかまいません。頭の重さを手で支えるだけで、力が抜けていくのがわかります。三十秒ほど。
二、眉のうえを、外へ
眉のうえの生えぎわを、親指の腹で内から外へ。皮膚をこするのではなく、頭皮ごとゆっくり動かすつもりで。ここは前頭部の筋膜がつながる場所です。
三、後頭部の生えぎわを、上に持ち上げる
首の付け根、髪の生えぎわに両手の指をあて、頭皮を上へ持ち上げるように支えます。あごを軽く引いたまま、呼吸を三回。ここがゆるむと、視界が楽に感じられる方が多いところです。
あわせて、目を休める目安としてよく紹介される「二十分ごとに、二十秒、六メートルほど先を見る」も、思い出したときに。
※東洋医学の考え方にもとづく一般的なセルフケアのご紹介です。医療的な効果を保証するものではありません。痛みがある場合や症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。
自分の手では、届かないところ
セルフケアで届くのは、だいたい表面までです。側頭部の深いこわばりや、後頭部の付け根の張りは、自分の指では角度が取りにくい。力の入れ方も、自分でやるとどうしても偏ります。
香の雫のドライヘッドスパは、脚から首、頭皮、側頭部、耳まで順にたどっていきます。髪を洗わないので、施術のあとそのままお出かけいただけます。所要時間は約四十分から。
帯広で、画面に向かう時間の長い方にこそ、月に一度の「頭を休める予定」をおすすめしています。